プロポリスの高い効果に助けられました
私がはじめてプロポリスにであったのは、もう10年程前のことになります。
喉がすぐに乾燥して、ヒリヒリ・イガイガしがちだったとき、自然食品系のカフェに置いてあった雑誌を読み、喉の痛みにははちみつが効くと知りました。
そこで今まで存在は認識していたにも関わらず一度も足を踏み入れたことのなかった地元のはちみつ屋に行ってみました。
お菓子や料理にも使えるだろうと思いはちみつだけを購入したのですが、その時レジでお試しにと飴を一粒もらったのです。
それがプロポリスキャンディーでした。
帰りの車の中で早速なめてみたところ、今までに食べたことのない独特な味に最初は戸惑ったものの、その味を飲み込む度に喉にしみるような感覚を覚えました。
じつはその時も喉の調子がよくなかったのですが、まるで傷に消毒液を塗ったときにしみるような、喉が殺菌されていると感じる感覚でした。
飴を舐め終わった後は、喉も口の中も、すっきりとした爽快感があったのを覚えています。
家に帰ってからよくよく調べてみると、プロポリスとはミツバチが自分達の巣を外敵や微生物、ウイルスなどの菌から守るために作り出した物質で、抗菌・殺菌・抗炎症効果があるとのことでした。
副作用も少なく、天然の抗生物質と呼ばれるほどその効果は高いことで知られているということで、舐めているときに感じた消毒される感覚にもうなづくことができました。
高い効果・効能の説明を読んだことによるプラシーボ効果もあったのかもしれませんが、その時の喉の調子の悪さは急激に改善され、本当に驚いたのを覚えています。
喉が痛くなった時、少量のはちみつを口に含みのどの奥のほうへ染み渡らせるということも私はよくしていました。
しかし、いくらそれで喉に効いている感覚があるからといって、際限なくはちみつを流し込んでいては糖分の摂りすぎになってしまいます。
だからそんなとき、一粒で長い時間効果を感じられるキャンディーはありがたかったです。
プロポリスははちみつやローヤルゼリーに比べて採取量も少ないとのことで、液状のエッセンスなどは高価になってしま「ますが、キャンディーは比較的値段も手頃でしたので、気軽に購入することができました。
そしてそのことが本当に役に立ったのは、中学を卒業したあと、親元を離れイギリスへ留学した時です。
私の風邪はたいてい喉からきましたが、現地ではなかなか日本ほど気軽に市販のうがい薬や痛み止めを買うことができませんでした。
ですから、ちょっと喉の調子が怪しいなと感じた時に、予防の意味も含めてよくプロポリスキャンディーを舐めていました。
長い移動時間などでなかなかうがいを出来ないときにも、そのかわりとしてキャンディーを食べていたのをおぼえています。
私の身体は抗生物質をなかなか受け付けないものだったので、手軽に摂取できてしかも「天然の抗生物質」と言われるほど高い殺菌効果のあるプロポリスキャンディーは、その頃の私にとってはまるでお守りのようなものになっていました。
休みで日本に帰ってくるたび、何袋か購入してイギリスに持ち帰っていたのも懐かしい思い出の一つです。
風邪のひき始めや口内炎ができたとき、あまり薬に頼らずに自然の力で治癒できることは身体にとってもよかったと思います。